春。今年もよろしくお願いします。

曇り。 最高気温 13℃ 最低気温 8℃

 

今冬の北海道は記録的な雪の少なさで、畑からも例年よりはやく雪が消えてくれた。

 

雪が早く無くなると、それだけ土を温める期間を長くとれるので、メロンの生育には大助かり。

 

メロンにとってはかなり寒い北海道の春では、ハウスの土の温度が生育に大きな影響を与える。

 

こうやって、ハウスにビニールを張り、ハウス内にマルチを敷くことで、外気がマイナスになるようなこの時期でも、ハウス内の土を急速に温めることができる。

 

土が温まると、土壌の微生物の活動も活性化、さまざまな有機物を分解して、ホクホクとした、栄養たっぷりの、メロンにとって最高の土に変えてくれる。

 

土壌の微生物相がどれだけ豊かであるかで、その土の善し悪しが決まる、といっても過言ではない。

 

長年、有機質肥料と緑肥でじっくり育ててきた当園の土は、こと微生物にとってはとても棲みよい環境。

 

そして、微生物が豊かに育ててくれた土が、美味しいメロンを育ててくれる、というわけです。

 

今年も、自然の力に深く感謝しつつ、作物と向き合っていきます。