いよいよ。

くもりときどき晴れ。 最高気温 23℃ 最低気温 13℃。


 メロンの着果のときが来ました。上の写真が、メロンの雌花。ミツバチたちによって花粉が運ばれ、うまく受粉すると待ちに待った着果です。この時期の温度管理が非常に重要で、ハウス内の温度や湿度が高すぎても低すぎてもうまく着果せず、雌花はそのまましぼんでしまいます(花芽が落ちる、といいます)。ハウスの開け閉めでメロン農家が一番神経を使うのがこの時期ですが、お天道様次第とったところもあるので、半分は運を天にまかせています。


 どうにかこうにかうまく着果すると、

子房がふくらんで、こうなって、

 こうなります。ここまでくれば、ひと安心。この小さな実を大事に大事に育てて、あの、大きくて立派なメロンへと成長させるのです。


 地面からくる高温や汚れから守るために、まずやわらかいベッドに寝かせてあげます。

 ほんの二、三日でここまで膨らみます。これからは一日一日はっきりちがいがわかるくらいのスピードで実はどんどん大きくなっていきます。